ヴィーガンは完全菜食主義は間違いです。
ヴィーガンは完全菜食主義とよく言われてますね。肉や魚を食べない人と思われがちですが実際のところはどうでしょうか。
ヴィーガンが完全菜食主義は間違い
結論から入りますが、ヴィーガンが完全菜食主義者は間違いです。完全菜食=ヴィーガンなら、精進料理を食べている僧侶や、食物アレルギーで動物性食品が食べられない人達がヴィーガンということになりますが、僧侶や食物アレルギーの人達は別にヴィーガンではないですよね。
ヴィーガンはヴィーガニズムを実践している人です。
ヴィーガニズムとは、「生活の中で可能な限り、脱動物搾取(種差別)をなくす事」を実践している生活スタイルです。動物が好きや動物愛護は関係ないです。
種差別とは
「人間の利益のために人間以外の動物を殺したり・虐待してもよい」という考えを種差別といいます。野生動物だけでなく、畜産動物、水族館、競馬等の人間の利益のために利用されている動物全てが含まれますね。
人間の利益が定義なので、不可抗力等で動物を殺した場合は種差別にならないです。
例えば車を運転中、犬・猫・その他野生動物が突然飛び出してきてブレーキを踏んだけど運悪く死んだ場合等ですね。また、農家が農作物を作る過程で農薬の影響で少なからず動物が犠牲になりますが、これらも不可抗力なので種差別にならないです(農薬の影響はオーガニックで犠牲を最小限に抑えるという考えもあります)
動物性衣類、動物性食品、動物ビジネス(競馬、水族館等)はいずれも多大な犠牲者(動物)によって成り立っているものなので、これらは全て種差別ということです。
完全菜食主義者で種差別
菜食というと、肉・魚・乳製品・卵等を食べない人達ですが、完全菜食者でも種差別を肯定したらヴィーガンではないです。
例えば競馬はギャンブルとして人気がありますが、競走馬は引退して役目を果たすとほとんどが安楽死ではなく殺されている事実を知っていますか?
水族館イルカショーのイルカは家族が全て殺されている事実は知っていますか?
人間のために利用されて殺されているということは虐待ですよね。
つまり、完全菜食者でも競馬や水族館等を利用したら、種差別(動物の虐待・殺害)に賛成(動物の死に投資している)になるので、ヴィーガンではないということです。
まとめ
ヴィーガンと聞かれたら種差別に反対してる人です。
人間の利益のために、動物の虐待・殺害は認めない(反対)してる人達と思えばいいです。